おほゐ俳句会 秋の吟行会
おほゐ俳句会から吟行会のレポート。令和5年10月11日(水曜日)、小田原フラワーガーデンへの吟行でした。昨夜の雨が止み、雲間から青空がのぞき暑くもなく寒くもなく、吟行会には最良の日和に恵まれました。車4台に分乗し、15名の参加者で広いガーデン内の散策、秋の薔薇・渓流の梅園・花菖蒲園、その後に句会。外で食べた弁当などなど、楽しい一日を過ごしました。
≪以下高点句≫
薄紅葉人に明日という未来 中根登美子
静かさや園にただよう秋の声 中村 昌男
過ぎし季の健気が淋し秋薔薇 高橋みどり
思案顔なんとかなると秋の蓮 原 仁子
それぞれにストーリーあり秋の薔薇 二上 光子
競い合いさりげなく添う秋の薔薇 中津川晴江
そぞろ道踏み出す足に黄の落葉 廣田 悦子
風音の尖りて秋の薔薇真赤 小野 菊土
*おほゐ俳句会では、来年、令和6年3月9日(土)「第75回神奈川県民俳句大会兼第13回おおいゆめの里俳句大会」を開催いたします。各地域の俳句会、句友の皆様方の参加を心よりお待ちしております。
おほゐ俳句会会長 小野菊土